会社員のメリット・デメリット

会社員をやるとメリットとデメリットがあります。

メリット

  1. 決まった日時に給料が支払われる
  2. よほど酷い勤務態度でなければ首にはならない
  3. 社会的に地位がある
  4. 稼ぐということを自分で考える必要はない

一言でいえば安定しているというところです。地位というのは別に偉いとかそういうのではなく、会社の信用を自分の信用として使えるというだけのことです。ブラック企業だと多くの人に認識されている企業に勤めている場合はむしろ悪影響でしょう。

この信用というのは借りるというときに重要です。賃貸物件を借りたり、クレジットカードやローンなどお金を借りるときです。大した給料でないといっても会社がつぶれずに働き続ければ大きな額を払うことができます。

4は楽なことだと思います。指示されたとおりにすればいいだけなので。どうやって稼ぐとかは考えなくていいのです。自分で稼ごうとなったら、どうにかしてお金に換える方法を自分で思いつかなければなりません。(ものを作って誰かに売ったり、何かしてあげたことでお金をもらったり……)最も素晴らしいこととして、会社が儲からなくても会社員に責任はありません。なぜなら社長が全てを決める権限があるので、全ては社長の責任です。社員が失敗しても、その社員を雇ったのは社長です。だから社長が責任を負うのです。まあ原則はそうでも、会社が儲からなければ自分もいつかは辞めることになるので、続けたければそれなりに働くのかもしれません。

デメリット

  1. 基本的に命令に従う必要がある
  2. 会社が起こした不祥事に巻き込まれることがある
  3. 業績次第で給料が増減する
  4. 給料が低い

好きなことができないというのが最大のデメリットです。会社にとって会社員とは言うことを聞いている存在でなければ困るからです。会社が個人の幸せとかをないがしろにすると言われるのは、第一に置くところが利益だからというだけのことです。社員のことを無下にするとまではいかなくても、利益と社員がぶつかれば会社は利益を優先します。だから社員は大事にされていないと思うのです。
会社の起こした不祥事によっては倒産以上に酷いこともありえます。というか倒産した方が良いという会社も日本には存在しています。粉飾決算、詐欺、労働基準法の無視、 違法行為などを起こしておきながら、のうのうと存在し続けては社会にとって害です。

会社員を一言でいえば「ローリスク・ローリターン」ということだと思います。ただこれは今までの日本の社会でそうだったというだけで、これからの日本がそうとは限りません。私はハイリスク・ローリターンになってしまうのではないかと危惧しています。
長い年数で見た場合、本当にローリスク・ローリターンになるかは疑問があります。しかし、大きな会社であれば10年くらいは大丈夫ではないでしょうか。(きちんと調べるなら、企業の保有している資産を食いつぶして何年もつかを調べれば良いはずです。要は自分のお金をたくさん持っているかどうかです。)