Unityをインストールしたらゲームを作ろうと思うでしょうが、まずは使い方を覚えなくてはいけません。適当にいじってみるのも勉強になりますが、最低限理解しているべきことがあります。
それはインターフェースとUnityで使われている専門用語の概念についてです。自分のやりたいことをGoogleやYahooで調べようにも少しばかり知識がないと調べることも難しいと思います。シーン、ゲームオブジェクト、コンポーネントといった用語は説明にも多用され、自分なりに理解していないと説明を聞いても意味がわからないでしょう。
日本語の公式ページにもチュートリアルというものがあります。
こんな感じの見た目のページです。
「はじめてのUNITY」というのがブロック崩しを作ってみる内容です。Unityの基本的な使い方を説明しながら、1つゲームを完成させることができます。
「Unity BASIC」ではUnityの使い方を説明しています。インターフェースの説明です。こちらは知れば知るほどゲームを作るのが楽になります。いっぺんに覚える必要はないので、まずは一通り見てから「はじめてのUNITY」で手を動かして慣れていくのが良いと思います。
「はじめてのUNITY」、「Unity BASIC」の下にもチュートリアルはあります。画像に半分ほど載っているすぐ下のものは「2Dシューティング」の解説です。2Dゲームと3Dゲームでは作り方が大きく変わるので、2Dゲームを作る場合は見ると良いと思います。Unityは元々3Dゲーム用のエンジンとして開発された経緯があるので、3Dゲームが基本です。3Dゲームの機能を2D用に特化された機能にして、2Dゲーム用の機能が存在します。3Dゲームを学ぶと2Dゲームの作り方にも通じるものがあるので、Unityではまず3Dゲームの作り方を学ぶのが普通だと思います。(そもそも2Dゲーム作成の機能は4.3頃から追加されたのです。)
「はじめてのUNITY」、「Unity BASIC」を終えたら、Unityの基本は学べたと思います。これ以降は、マニュアルとスクリプトリファレンスを良く見ることになると思います。
マニュアルにはUnityの機能の説明が載っていて、全部を使う必要はないですが便利な機能がたくさんあり、知っていると自分で作る手間を大幅に削減することができます。スクリプト(Unityでのプログラムのこと)を書けばなんでもできますが、一から作るのは大変です。
スクリプトリファレンスにはUnityの上でどのようなプログラミングをすれば良いのかを調べるために使います。プログラムするためのライブラリの使い方のことだと思ってください。
マニュアルで機能を調べ、それを細かく制御するためにスクリプトリファレンスを調べてプログラムする。それを繰り返してゲームを作っていくことになります。
英語の本家のサイトでもチュートリアルがあります。日本のページのものとは違いUnity5で作成されているようです。日本のものよりも少し難しめの内容になっていると思います。また英語の解説動画のため、聴き取りに苦労するかもしれません。
「はじめてのUNITY」、「Unity BASIC」は良くできた内容なので、これを見て慣れることが最初の一歩だと思います。
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