Unityでゲームを作るために必要な3つの関数

Unityでゲームを作るとしてもやはりプログラミングが必要です。通常のゲームプログラミングとは異なる考えで作ることにもなるので、プログラミングをやったことがある人はむしろ混乱するかもしれません。
Unityのプログラムはスクリプトと呼ばれ、 これをゲームオブジェクトというものにくっつけることで動きます。ゲームオブジェクトは様々な機能のスクリプトをくっつけることができるものです。”もの”というのはそれ自体で何かするのではなく、機能をつけることでライトになったり、カメラになったり、モデルになったりと何でもなれるけれど何でもないという置き場所のような意味です。

何かを始めるときに覚えることが多いと嫌になります。UnityのGUI操作は覚えることがそれなりに多いので、プログラミングはとりあえず作れるようになるくらいで始めるのが良いと思います。少なければいくつでも良いですが、3つだとわかりやすいと思ったので3つの関数について説明します。

ゲームを作るために必要な3つの関数とは、

  1. Update
  2. Start
  3. Awake

のことです。この名前をつけたメソッドはUnityから呼び出されて処理されるという特徴があります。これはイベント関数と呼ばれています。Updateは毎フレーム呼ばれる最も重要な関数です。ゲームの処理はここに書いていくことになるでしょう。この関数だけあればゲームを作ることもできますが、初期化は別に分けられていた方が都合が良いです。そのための処理がStartとAwakeです。
名前からだと微妙なところですが、Awakeが先でその後にStartが呼ばれます。通常はStartだけ使うだけで十分だと思います。AwakeとStartの微妙な違いを理解できるようになったら、他のイベントも覚えていることでしょう。

よくAwakeとStartが呼ばれないということで問題になることがあります。大抵の場合、そのスクリプトがついているゲームオブジェクトがアクティブでないかスクリプト自身が有効でないと思います。
それ以外で呼ばれないとすれば、ゲームオブジェクトにつけてないか名前の打ち間違えでしょう。