Unity Hub

Unity HubはUnityを管理するためのアプリケーションです。Unityのインストール・アンインストールが簡単になるので、それだけでも利用価値があると思います。

Unity Hubの恩恵を最も受けるのはいくつものバージョン違いのUnityを使う必要がある人でしょう。古いプロジェクトを開く場合やバージョンアップのための検証などをするときに役立ちます。新しいUnityの機能は試したいが、今作っているものは古いままにしたいということは結構あるので、複数のUnityの管理が簡単になれば便利です。

UnityのインストールはUnityのサイトに行ってバージョンを選んでインストーラをダウンロードして実行します。これが通常のインストール方法ですが、何回もやると面倒になってきます。(バージョンアップとパッチが同じような手順で何度もやることが多い。)

Unity Hubではダウンロードできるバージョンが並んでいるので、それを選べばインストールされます。いちいちインストーラを取ってこなくてよくなるので楽です。

バージョンを選んだらどのコンポーネントを入れるかをチェックします。デフォルトのだけでPC用のアプリは作れます。ここでインストールしなくても、後から追加することもできるので最低限Editorだけ入れても良いです。

Unity Hubで複数のバージョンのUnityを管理すると、プロジェクトごとにバージョンの異なるUnityを使うことが簡単にできます。プロジェクト単位でバージョンを分けられ、プロジェクトのバージョンと同じUnityで開けます。これができるだけですごく便利です。(プロジェクト一覧の右にある「・・・」を押すとAdvanced Openという好きなバージョンのUnityで開くこともできます。)

Unityで開く場合だと、プロジェクトが古くてUnityが新しいと更新されてしまいます。プロジェクトの方が新しいと多分開けないと思います。

β版ということでまだまだ途中らしいです。既に便利に使える機能があるので今の時点で利用しても役に立ちます。

パッチの適用ができるようになったらいいな。